モバイルアプリマーケットプレイスの最新動向
みなさんこんにちわ。アトレの八窪です。
今回はモバイルアプリマーケットプレイスの動向につきまして紹介させて頂きます。
3スクリーンのスマートデバイス向けに開花する新市場
マーケットプレースとは、「デジタルコンテンツの配信」と「マイクrッペイメントの仕組み」が融合した世界規模のスマートデバイス向けアプリケーション流通市場である。アップルのiPhone向けであるApp Storeの大成功により、「ぷらっとフォーム開発会社」「世界の主要キャリア」「情報家電メーカー」が自社のサービス領域を超えてマーケットプレースに力を注ぎ始めている。
その中でも、世界の主要キャリア24社が一堂に会し、モバイルアプリ配信用のオープンプラットフォーム構築を目指して2010年2月に立ち上げた Wholesale Applications Community(WAC)の動きは注目に値する。アップルのApp Storeに対抗し、世界のキャリアが共同で立ち上げるWACにより、マーケットプレースのコンテンツ流通が更に世界規模で加速していくものと予想される。
世界規模でコンテンツの配信
マーケットプレースの特徴は、世界中のクリエーターにより作成されたアプリケーションや音楽、映像などのデジタルコンテンツを、スマートデバイス向けにシームレスに世界規模で配信できる事にある。
スマートデバイスの開発会社は、マーケットプレースへの接続アイコンをデバイスに標準搭載する事で、スマートデバイス上で動作する、数万にも及ぶデジタルコンテンツをユーザーにダウンロードさせる事が可能になる。また世界中のクリエーターは、Webに開発者登録をして数万円の登録料を支払う事で、世界規模でのデジタルコンテンツの配信が可能になる。
アップルの App Storeでは、すでに個人で数億円を稼ぐスーパークリエーターも続出しており、個人の創造力の開花がマーケットプレースとスマートデバイス上で起き始めている。
手数料は30%が標準に
マーケットプレースの運営者に支払う手数料は30%が標準的な値として設定されている。例えば、100円のアプリを配信して売れた場合は、70円が開発会社に、30円が運営者に支払われる仕組みだ。キャリア主導のマーケットプレースに関しても基本は70%:30%の比率が適用される方向性だが、現地での配信免許や配信ルール等があるので、実際には配信するまでに他にも色々な費用がかかる可能性がある。また韓国では国立のマーケットプレースの設立を準備中で、法令で運営者側の比率を30%以内とする動きがでている。
新しいインターネット時代の到来
アップルのApp Store の対象デバイスはまもなく一億台を突破する。iPadの出現でコンテンツ単価が上がり、リアルな媒体よりもインタラクティブで価値のある媒体が多数出現する事が予想される。既存のデスクトップインターネットに変わる新しいモバイルインターネットの形が、iPad/iPhoneで確立されたといえる。さらに、スマートテレビでは、3Dテレビ向けの3D映像配信とテレビ向けのアプリケーション配信で急速に市場を拡大していくものと予想される。またWACの出現により、App Storeに対抗可能な世界規模の課金プラットフォームを保持した巨大なマーケットの出現も予想される。
マーケットプレースという仕組みの出現により、個人の創造力が開花され、世界各地でスマートデバイス向けの新しいイノベーションが出現し、それが一瞬にして世界中に普及するという新しい時代を迎えようとしている。
~本日の一言~
これからは、さらに個人の開発者が自由に世界中に自分の作品を披露できる機会が到来しそうですね!
出所元
「インターネット白書2010」(c)impress R&D, 2010
作成者 八窪










